2008/10/01

Joe Walsh - Songs For A Dying Planet


Songs For A Dying Planet
Joe Walsh
1992







米国下院で金融安定法案が否決されたようです。"No vote"ではなく"Opposition"ですか・・・
日本もアメリカも選挙が近くなると何でも有りのようです。
さてさて・・・どの国の銀行が最初に取り付け騒ぎを起すのでしょうか?それとも貸し止めして自分自身を窒息させる最初の国はどこでしょうか?日本はかなり怪しい状態なんですが・・・

このアルバムは、92年にリリースしたジョー・ウォルシュ(Joe Walsh)のソロアルバムです。彼のソロアルバムとしてはこれが最後になる可能性が高いみたいです。
ワーナーから離れて、エピックの独立系レーベルからリリースされたアルバムです。前年の91年にリリースした"Ordinary Average Guy"は渾身の一枚でしたが、結局、セールスと結び付かなかったためでしょうか、ワーナーが放出したようです。
しかし、プロデューサーにはジェームス・ギャング(The James Gang)時代から彼のブレインだったビル・シムシック(Bill Szymczyk)とドラムとAPでは、バーンストーム(Barnstorm)から彼のレコーディングに参加してきたジョー・ヴァイタル(Joe Vitale )が参加しています。
で・・・結局、レコード会社は変っても内容は・・・Joe Walshなんです。

残響音のあるヘヴィートーンのギターで、独特のリフを響かせる彼のギタースタイルは全く変っておらず、良く言えばマイペース、悪く言えば進歩のない人なんです。しかし、このJoe's Riffがイーグルスで響くことは少なく、やはり少し物悲しいと感じることもあります。

そういえば、ジミー・ペイジ(Jimmy Page)が北京オリンピックの閉会式で妙な山車に乗っかって「ほなほらららぶ~」を演奏していたようですが、ジョーから譲ってもらったトレードマークの58年型のレスポールだったんでしょうか?
ジョーのギターの評価は、アメリカよりもイギリスのミュージシャンたちにあるように感じます。

01 Shut Up
02 Fairbanks Alaska
03 Coyote Love
04 I Know
05 Certain Situations
06 Vote for Me
07 Theme from Baroque Weirdos
08 Friend Song
09 It's All Right
10 Will You Still Love Me Tomorrow
11 Decades
12 Song for a Dying Planet

"Shut Up"
「ドン・ヘンリーはどうしてる、グレン・フライは元気か?」なんていうパーティーの蝿に「うるせー、黙れ」と吐き捨てるR&R。歌詞はジョーらしい人を喰ったような内容です。
"Coyote Love"
ヴァイタルとの共作です。彼の得意技でもあるトーキング・モジュレーションを使ったヘヴィーナンバー。メロディだけだと、関西の「阿呆陀羅経」に感じるのは変でしょうか。しかし、ソロのギターはこのアルバムの中では最も彼らしい粘っこい味があってカッコイイです。
"I Know"
シンプルなピアノとギターで構成されたスローナンバー。"Help Me Thru the Night"系統の綺麗なメロディです。
"Vote for Me"
ドン、ドンと4拍子のバスドラを響かせたR&Rですが、歌詞は「オレに投票してくれ、オレを副大統領にしてくれ」というかなりオフザケなのにシニカルな曲です。
"Will You Love Me Tomorrow"
シレルズ(Shirelles)の61年のヒット曲のカヴァー。イントロのギターはちょっとドン・ヘンリー(Don Henley)っぽい感じもしますが、かなりカッコイイです。これまで、ちょくちょくと古い曲をカヴァーしていますが、これはかなりカッコイイかも
"Decades" "Song for a Dying Planet"
別々の曲ですが、時計の秒針で曲を結んでコンセプトタイトルにしています。
Is anyone out there? 誰かそこのいるのか?
なんとなく孤独な人が増えるネット社会を暗示しているような空疎な歌詞です。


現状の雰囲気だとこのアルバムが最後のソロになりそうな感じです。残念なんですが・・・。まぁ彼のアルバム・・・売れないみたいです。

ジョーを副大統領にしてみるのも一興ですぜ!オバマさん・・・という一枚ではないでしょうか。
オイオイ!マケインは・・・・


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