2008/07/20

Joe Walsh - But Seriously Folks


But Seriously Folks
Joe Walsh
1978






夏休みです。といっても子供達の特権なので、設定温度28℃の中途半端な室内で涼しげな風景を夢見る日々の始まりです。
ジョー・ウォルシュ(Joe Walsh)のアルバムに季節感を感じることはありませんが、唯一例外なのがこのアルバム"But Seriously Folks"です。『L.A.からの蒼い風』という邦題がついたアルバムだったので、ロス(西海岸)=”ビーチ”などという勝手な思い込みで夏とこのアルバムがリンクしてしまいます。そういえば西海岸といえば、FMステーションの表紙でおなじみだったイラストレーターの鈴木英人さんの世界を連想してしまいます。遠い世界でした。

イーグルス(The Eagles)に参加したことも手伝ってか、ジョーの歴代アルバムでは最も高いセールスを記録しているそうです。内容は、ウエスト・コースト・ミュージックの涼しげな部分を意識した音の作り方をしていて、アコースティックとシンセを織り交ぜたミディアムテンポの曲が目立ちます。
プロデューサーはビル・シムシック(Bill Szymczyk)で、ジョー・ヴァイタル(Joe Vitale)がバックの中心メンバーです。加えて、イーグルスからドン・ヘンリー(Don Henley)とグレン・フライ(Glenn Frey)が参加しています。この時期に離脱したランディ・マイズナー(Randy Meisner)の後継となるティモシー・シュミット(Timoth B. Schmit)も参加しています。

アルバムのなかで印象的なのは、やはり"Indian Summer" です。はっきりしたメロディとアコースティックの緩やかバックの影で、スライドを入れているあたりに渋さを感じる曲です。
あと全体的に、コーラスを効かせた(もしかしたら、ディレイのOverEchoかも?)ギターサウンドが目立ちます。この音が涼しげな印象を与えているのかもしれません。このコーラスの効いたギターは80年代にも多用され、多用されるにつれ安っぽくなってしまったサウンドです。
ジョーは1983年のアルバム"You Bought It - You Name It"の"I Can Play That Rock & Roll"でヘヴィーディストーションに音を戻しています。さすがに、安っぽさがいやだったのでしょうか?

ジョーにしてはクセもなくアクもない一枚で、少し物足らない一枚でもありますが、涼しげな雰囲気を感じるには良い一枚です。

ともあれ夏です。ガソリンも高いし、懐に余裕もないし・・・まぁなんとなく楽しむとしますかぁ。


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